今日の体調で感じ方が変わる

「ノリがもっとうしろかな、つっこんでる」と彼らが思った場合、音のタイミングが前後にずれる感覚のことを言っていますがその単位はおそらく1拍の何百分の1という世界。「チューニングがずれてない?」と彼らが気づいた場合、調整するピッチは基準音で1~2Hzという単位です。もしも音楽に関係のない人がレコーディング場に居合わせたら、彼らがどこがダメだからやり直して、どこが良いからOKなのかまったくわからないかもしれません。何度聞いても全部同じかもしれません。ミュージシャン同士でもその感じ方は違うので、同じ好みや音に対する価値観を持った人と演奏するのがとても大切なことになります。そんなおなじみの仲間同士でも、日によって感覚がずれることもあります。「もうちょっとテンポゆっくりにしない?」とシンガーに提案され、後で「俺、今日テンポ速かった?」と他の仲間に聞くドラマー。「いや、そんな。まぁその日の体調とかもあるからね」とシンガーもドラマーも間違ってないよと言う仲間。彼らの世界は、そんな風に感覚的。

体調の大事さに+1!

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演奏家にとっての楽器
ミュージシャンにとって楽器は特別。何千円でも、何百万の楽器でも、値段に関係なく大事にするものです。その大事に仕方もさまざまで、自分で必ず持ち歩き丁寧に手入れをする人から、弟子に持ち運びや片付けまでまかせる人も。ギター小僧がギターを抱えて寝るって話しは、たまに本当みたいです。実際は抱えて弾きながら居眠りしたままのような気もします。「自動車免許を持ってないから」と言って、自分の電子楽器を宅急便で仕事先
今日の体調で感じ方が変わる
「ノリがもっとうしろかな、つっこんでる」と彼らが思った場合、音のタイミングが前後にずれる感覚のことを言っていますがその単位はおそらく1拍の何百分の1という世界。「チューニングがずれてない?」と彼らが気づいた場合、調整するピッチは基準音で1~2Hzという単位です。もしも音楽に関係のない人がレコーディング場に居合わせたら、彼らがどこがダメだからやり直して、どこが良いからOKなのかまったくわからないかも
意外とフランクでもある
そんな研ぎすまされた世界に住む彼らが気難しいかというと、それは別。たとえばジャズやポップスの人たちの中には簡単に楽器を触らせてくれる人もいるし、くったくなくその場で出会った人と演奏もします。プロもアマチュアも関係なく、好きな音楽や感覚が合う「この人となら」と思える人かを重要視します。小さなバーにお客さんが3人だけでも、演奏したかったらするのです。「駐車代を引いたら残らないよ」と貧乏自慢をする一方で
長年人に貸し借りしたら
自分の仕事場を見回すと、十年以上前に借りたままのアコースティックギターやら、持ち主不明だけど絶対自分のものじゃない民族楽器など、人の道具がゴロゴロ。ギターの持ち主は楽器をとても大事に扱う繊細な人なので、手入れがわからない私は今さら返すにも返せない状態。彼が電話してきたので謝ったら、なんと相手も謝っている。どうやら昔彼も私の電子楽器を借りっぱなしだと言うのです。すっかり忘れていました、もう20年ぐら
感覚で、右脳で、芸術的。
さて、気になっているスネアケースのほうもギターのように綺麗に解決したい。我が家に預けてあるって事は「この人になら預けておいても大丈夫だろう」という証でもあり光栄です。だけどね、実際目の前に楽しそうな楽器があったら、遊んじゃうでしょ。触るなとも言われてないし。触ったら怒る人なのかもわからないし。だからお願いです、早く取りに来てください。この楽しそうなスネアケースの中身は、私にとっておもちゃ箱です。魔